Mental Health &
Human Resource
メンタルヘルス・人材開発

メンタルヘルス対策への支援
近年の企業経営では、「働き方改革」「ハラスメント防止」「残業抑制」など 職場環境の改善に向けた取り組みが進んでいます。 これらは、働く人の心身の健康を守り、生産性を維持・向上させるうえで欠かせない重要な取り組みです。
一方で、制度やルールの整備が先行するあまり、 業務量や現場運用、組織の実態が十分に見直されないまま運用されているケースも見受けられます。 その結果、表向きは整った職場に見えながらも、現場では気づかれにくいストレスや負荷が蓄積していくことがあります。
たとえば、次のような状態です。
・「残業するな」と言われているにもかかわらず仕事量は変わらず、結果として持ち帰り業務やサービス残業が常態化する
・表では指導や注意を控える一方で、裏側で圧力や不満が蓄積していく
・相談窓口や制度は整っているが、本音が出にくく、問題が表面化しない
・見えない場所でのパワハラ、あるいは部下側からの過度な糾弾(いわゆる逆パワハラ)が起き、人間関係が硬直する
このような状態は、必ずしも明確な法令違反として表面化するものではありません。 しかし、働く人の心身にじわじわと影響を及ぼし、 生産性の低下や判断ミスの増加といった形で、 組織全体に少しずつ歪みを生じさせていきます。
当社では、こうした「表層と実態の乖離が生む組織状態」を整理する中で、 これを「ステルスブラック(企業)」と呼んでいます。
当社はこうした状況を整理し、 必要に応じて関係機関や専門領域につなぐ 「入口」としての役割を担っています。
キャリア形成への支援
産業構造の変化や技術革新の進展により、働く人には企業内での役割遂行だけでなく、将来を見据えた職業人生の捉え方や、主体的なキャリア形成が求められるようになっています。
当社では、キャリア・カウンセリングを通じて、働く人が自らの経験や価値観を整理し、現在地を確認するための支援を行っています。 個人が置かれている状況を客観的に見つめ直すことで、過度な不安や思い込みを軽減し、次の選択肢を考えるきっかけづくりを行います。
職場における人間関係開発・職場環境改善への支援
職場で生じる問題を個別に追いかけるだけでは、根本的な解決にはつながりません。 当社では、メンタルヘルスやキャリアの視点を踏まえながら、職場環境や人間関係を「構造」として捉えることを重視しています。
必要に応じて、産業カウンセラー協会をはじめとする外部専門機関とも連携し、企業や個人が適切な支援につながるよう調整を行います。 現場に寄り添いながら、無理のない形での環境改善を支援します。

産業カウンセリングとキャリアコンサルティング
産業カウンセラーとは
産業カウンセリングは、仕事や職場の人間関係などから生じるストレスや心の問題に対する カウンセリング(メンタルヘルスカウンセリング)にとどまらず、 産業社会における生き方の設計や、人事制度・組織の変化に伴う 職業生涯の再設計とそれに対応する能力開発を支援するための カウンセリング(キャリアカウンセリング)を含みます。
また、職場におけるカウンセリング・マインドの普及や啓発といった役割も担っており、 大きく分けて以下の三つの領域・機能を持つとされています。
産業カウンセラーは、 「人は誰でも、自らを維持し、強化しながら成長しようとする力を備えている」 という人間観に立ち、 働く人々が自らの力で問題を整理し、解決に向かえるよう援助する役割を担っています。
キャリアコンサルタントとは
キャリアコンサルタントは、キャリア形成や職業能力開発などに関する 相談・助言(キャリアコンサルティング)を行う専門家として、 平成28年4月より、職業能力開発促進法に基づく国家資格となりました。
企業をはじめ、需給調整機関(ハローワーク等)、教育機関、 若者自立支援機関など、幅広い分野で活躍しています。
キャリアコンサルティングを導入することで、次のような効果が期待されます。
・上司・部下間のコミュニケーションの促進
・社員の意識や職場課題の把握
・社員の定着促進
・社員の職業能力の向上
・業績の向上
・生産性の向上

※ 本ページにおける「ステルスブラック企業」は、2019年の働き方改革関連法施行後、当社が2020年より企業支援の現場で位置づけている概念です。
最終更新日:2025年1月16日

